ストレスで体重が増える?50代男性が知っておきたい体の変化|体重より先に「頭を切り替える」

ストレスで体重が増える理由と、仕事後に頭を切り替えることの大切さを表した50代男性のイメージ
50diet_kitchen

仕事でイライラする日が続くと、食べる量を増やした覚えがないのに体重が落ちない。

むしろ食事を我慢しているのに、翌朝の体重が1kg近く増えている。

そんなことがあります。

このとき最初に疑いたいのは、「脂肪が一気に増えた」ということではありません。

ストレスや睡眠不足、塩分の多い食事などが重なることで、体が一時的に水分を抱え込み、体重が増えて見えている可能性があります。

私自身、体重を記録している中で、食事だけでは説明しにくい体重の上下を何度も経験してきました。

そして感じるようになったのが、

体重を落とすためには、食事だけではなく、仕事から頭を切り離す練習も必要なのではないか

ということです。

この記事では、ストレスと体重の関係を整理しながら、私が実際にやってきた「会社を出たら仕事を忘れる練習」について紹介します。

完璧にできる必要はありません。

食事も気持ちの切り替えも、100点ではなく80点くらいで続ける方が、結果的には長く続きます。

食べてないのに体重が増える?50代を悩ませる「ストレス保水」

強いプレッシャーやイライラ、睡眠不足などが続くと、体ではストレスに対応するためにコルチゾールなどのホルモンが分泌されます。

コルチゾールは生命維持に必要なホルモンですが、ストレスが長く続くと、食欲や睡眠、血糖の調整などにも影響します。

さらに、強いストレスが続く状況では、水分や塩分のバランスも乱れやすくなります。

その結果、

  • いつもより体が重い
  • 顔や足がむくむ
  • 食べていないのに体重が増える
  • 数日間、体重がほとんど動かない

といったことが起こる場合があります。

ここで重要なのは、体重計の増加分が、そのまま脂肪になったわけではないということです。

脂肪を1kg増やすには、かなり大きなエネルギーの余剰が必要です。

普通に生活していて、一晩で突然1kgの脂肪が増えることはまず考えにくいです。

ところが水分なら、食事内容、塩分、睡眠、便通、飲酒などによって、1〜2kg程度動くことは珍しくありません。

だからストレスが強い時期に体重が増えても、

「また太った」

とすぐに決めつける必要はありません。

むしろ、

今は体が水を抱えている可能性がある

くらいに考えた方が、体重計の数字に振り回されにくくなります。

【最悪の地雷】ストレスを抱えたまま飲みに行くとロクなことにならない

仕事で嫌なことがあった。

イライラする。

今日は飲みに行こう。

この流れは、とても自然です。

私も気持ちはよく分かります。

ただ、ダイエットという点では、ストレスを抱えたまま飲みに行くのはかなり危険です。

なぜなら、いくつもの悪条件が一気に重なりやすいからです。

自制心が落ちやすい

仕事で頭を使い切った状態では、

「今日は揚げ物をやめておこう」

「締めのラーメンはやめよう」

と思っていても、その判断が崩れやすくなります。

しかもお酒が入ると、さらに気が大きくなります。

最初は軽く飲むだけのつもりだったのに、

唐揚げ。

焼き鳥。

ポテト。

ラーメン。

という流れになることもあります。

問題なのは、意思が弱いからではありません。

疲れた状態で、さらに判断力が落ちる環境に入っていることです。

お酒と一緒だと食べすぎやすい

アルコールが入ると、肝臓はまずアルコールの処理を優先します。

その間は、脂質などほかの栄養素の利用が後回しになりやすくなります。

だから、

「酒だけなら大丈夫」

ではなく、

酒を飲んだことで一緒に食べる量が増える

ことの方が大きな問題になります。

飲酒そのものだけを見るのではなく、

「飲んだ結果、何をどれくらい食べたか」

まで見る必要があります。

塩分と水分で翌朝の体重が跳ねやすい

居酒屋の料理は、味が濃いものが多いです。

焼き鳥のタレ、漬物、ラーメン、揚げ物、加工肉。

こうした料理を食べると塩分量も増えます。

そこに睡眠不足や疲労、ストレスまで重なると、翌朝は体に水分を抱え込みやすくなります。

そして体重計に乗ると、

「1.5kg増えている……」

となります。

ここで絶望して、

「もうダイエットなんて無理だ」

となるのが一番もったいないです。

その1.5kg全部が脂肪ではありません。

数日かけて食事や睡眠を戻せば、体重も戻ることがあります。

大事なのは、

増えないことではなく、戻せること

です。

ストレスは消せない。だから「頭を切り替える練習」をする

50代になると、仕事の責任は軽くなるどころか重くなる人も多いです。

部下。

上司。

売上。

トラブル。

人間関係。

家庭のことまで加わる人もいます。

そんな状態で、

「ストレスをなくしましょう」

と言われても、無理があります。

私もそう思います。

だから私は、ストレスをゼロにすることではなく、

仕事が終わったあとに、頭を切り替えること

を意識するようになりました。

ストレスそのものを消すことはできません。

でも、

「いつまでストレスを持ち続けるか」

は少しずつ変えられます。

仕事が終わっているのに、家でもずっと考える。

布団に入ってからも考える。

翌朝も考える。

これでは、体はずっと仕事中のような状態です。

だから必要なのは、

頭をオフにする練習

だと思っています。

これは気合いではありません。

一度でできるものでもありません。

何度も繰り返して慣れていくものです。

【体験談】会社から1歩出たら忘れる。慣れるまで1か月以上かかった

私がやったことは、とても単純です。

会社から1歩でも外に出たら、仕事のことを考えない。

これだけです。

ただし、最初はまったくできませんでした。

会社を出ても、

「あの件どうしよう」

「明日あれをやらないと」

「あの言い方はまずかったかな」

と普通に考えます。

そこで、

「あ、また仕事のことを考えている」

と気づいたら、別のことを考える。

また仕事のことを考えていたら、もう一度切り替える。

これを何度も繰り返しました。

本やネットでは、

「仕事を家に持ち込まないようにしましょう」

と簡単に書かれています。

でも、実際はそんなに簡単ではありません。

長年の癖があります。

責任感もあります。

気になることは気になります。

だから私は、

できなくて当たり前

くらいに考えた方がいいと思っています。

私の場合、「会社を出たら忘れる」という感覚に慣れるまで、1か月以上かかりました。

最初から成功したわけではありません。

意識する。

失敗する。

また意識する。

この繰り返しです。

筋トレと同じようなものだと思っています。

いきなり強くなるわけではありません。

何度も繰り返して、少しずつ慣れていきます。

まずは温かい汁物を一口飲んで、頭を切り替える

「仕事を忘れろ」と言われても難しい。

そんな人は、もっと簡単なところから始めてもいいと思います。

例えば帰宅後、食事の最初に温かい味噌汁やスープを飲む。

これだけです。

私は普段から味噌汁をよく飲みますが、温かい汁物を口にすると、少し気持ちが落ち着きます。

仕事中の緊張した状態から、

「もう今日は終わった」

という感覚に切り替えるきっかけになります。

もちろん、味噌汁を飲めばストレスが消えるわけではありません。

でも、

頭を切り替えるスイッチを自分で作る

という意味では使えます。

風呂に入る。

着替える。

音楽を聴く。

散歩する。

温かい飲み物を飲む。

何でも構いません。

自分の中で、

「これをしたら仕事は終わり」

という行動を決めておくと、切り替えやすくなります。

まずは一つで十分です。

100点のストレス対策を作る必要はありません。

食事もストレス対策も80点でいい

ダイエットをしていると、

今日は食べすぎた。

体重が増えた。

飲みに行ってしまった。

こんなことで自分を責めたくなることがあります。

でも毎日100点を取るのは無理です。

仕事が忙しい日もあります。

飲みに行く日もあります。

食べすぎる日もあります。

大切なのは、その1日ではありません。

次の日に戻せるかどうかです。

食べすぎた翌日は普通の食事に戻す。

体重が増えても数日見る。

仕事でイライラしても、家まで引きずらない練習をする。

これくらいで十分です。

80点を長く続ける方が、100点を3日続けて挫折するよりずっと強いです。

まとめ

食べていないのに体重が増えたからといって、すぐに脂肪が増えたとは限りません。

ストレス、睡眠不足、塩分、飲酒などが重なると、体は一時的に水分を抱え込み、体重が大きく動くことがあります。

特に、イライラした状態のまま飲みに行くと、

食べすぎる。

塩分が増える。

睡眠が乱れる。

翌朝むくむ。

という流れが起こりやすくなります。

だから私は、ストレスをなくすことよりも、

会社を出たら仕事を忘れる練習

をする方が現実的だと思っています。

最初からできなくても構いません。

私自身、慣れるまで1か月以上かかりました。

それでも繰り返しているうちに、少しずつ切り替えられるようになります。

体重が1kg増えても、それですべてが終わるわけではありません。

食事も気持ちも、また戻せばいい。

戻せる力があれば、ダイエットは続けられます。

※この記事は筆者自身の体験や一般的な情報をもとにまとめたものです。体重の変化やストレスの影響には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

記事URLをコピーしました